USBメモリーが故障しデータが消えたら復元は難しいです

USBメモリーのデータが読み込めなくなったとのご相談が、今年に入って3件もありました。昨年は0件ですから、4ヶ月で3件は多いです。うちの事業内容と私の知名度が昨年より上がっているのも原因でしょうけど、それにしても多いです。

データ復旧って何?

データの復旧や復元は、故障したハードディスクからデータを取り戻す修理のことです。パソコンのメーカー修理でデータ復旧はやってくれません。もし、やってくれますメーカーがありましたらアウトソース、つまりメーカーと提携しています業者さんが請け負っているはずです。

どうしてメーカーが直接データ復旧しないかですが、メーカーは販売したパソコンに対する修理は受付けていますが、お客様のデータまでは修復する義務も責任もないのです。パソコンはどこでも通常は1年間の無料修理保証があって、1年過ぎても修理してくれますが、データは関係ないのです。

また、データ関係はお客様とのトラブルの元になりますし、復旧のための設備や機器までそろえるとリスクばかり高くなってしまうのです。

USBメモリーとハードディスクは違うの?

違います。

ハード・ディスクは名前の通り金属やガラス製の円盤が中で高速回転し、昔のレコードとプレイヤーのようにアームが動いて読み書きをするのに対して、USBメモリーは制御部品と記録部品がチップで読み書きしています。Wikipediaの写真を参考にします。

USBメモリーの中

2番がコントローラーで3番がNANDフラッシュメモリーといいます記録するチップです。下の写真はハードディスクで、記録する方法が全く違うのです。

hdd2

ハードディスクが故障してもデータを普及できるのは、ディスクが故障することが滅多にないからで、円盤の上に磁気でデータが残っていますから復元できます。(ヘッド(アームの先)がプラッター(円盤)に接触すると傷付いた部分はもうだめですが、滅多に起こりません)

対してUSBメモリーや最近の高性能なパソコンに内蔵されていますSSDの場合はチップに電気で書込みますので、NANDフラッシュメモリーの方が故障するとどうにもならないのです。

コントローラーの故障でしたらNANDフラッシュメモリーのデータを取り出すことができる可能性はありますが、高度な設備が必要ですので専門の業者さんへお願いすることになり、弊社では対応できません。

どうしたらいいの?

大切なデータはバックアップしてください。

バックアップといいますと難しそうに聞こえますがデータのコピーのことです。例えばパソコンのハードディスクのデータをバックアップするのでしたら、データの量が少なければUSBメモリーにコピーしたり、多いならUSB接続のハードディスクにコピーするのです。

逆にUSBメモリーだけにデータがあって、パソコン側にはそのデータがない状態はバックアップできていませんので、パソコン側にもコピーしてください。

2つ以上の記録媒体に同じデータがある状態がバックアップですから、1つのハードディスクの中身がCとEドライブに分かれていてコピーして2つあっても正しいバックアップとはいえません。そのハードディスクが故障したらどちらも消えてしまいます。が、多くの人がやっていません。

  • 故障すると思っていなかったり、
  • USB接続のハードディスクでは遅かったり、
  • どのフォルダをコピーすればいいのか分からなかったり、
  • コピーする作業が面倒になったり、

です。でもデータは一瞬で消えます。

ハードディスクなら復旧できる可能性は高いですが、費用は3万円から24万円、場合によりもっとかかりますし、すべてのデータを復元できるとは限りません。USBメモリーはNANDフラッシュメモリーの故障でしたら絶望的、コントローラーの故障でも修理費用は安くても3万円はかかります。

高いと思われたでしょうか?でしたらバックアップです。上記しました価格は私が信頼しています老舗の業者さんの価格設定で良心的な方ですから、普通はもっと高いと思います。

弊社では、そのようなお客様のためにバックアップシステムに最も力を入れています。USBメモリーへの高速自動バックアップから、ネットワーク対応ハードディスクへの自動バックアップ、ハードディスクを新たにパソコン内部に取り付けての自動バックアップなどいろいろあり、最良の手段をご提案しています。

Posted in PC事業 and tagged .